2021-05-27 第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
我が国としては、第六期科学技術・イノベーション基本計画において、氷海域での調査、観測技術の向上を目指すこととしております。 本年五月八日、九日には、第三回北極科学大臣会合が日本で開催をされました。萩生田文部科学大臣が出席した同会合においても、国際連携による北極域の観測の重要性を各国間で改めて確認したと聞いております。
我が国としては、第六期科学技術・イノベーション基本計画において、氷海域での調査、観測技術の向上を目指すこととしております。 本年五月八日、九日には、第三回北極科学大臣会合が日本で開催をされました。萩生田文部科学大臣が出席した同会合においても、国際連携による北極域の観測の重要性を各国間で改めて確認したと聞いております。
海上保安庁では、砕氷能力を有する唯一のヘリコプター搭載型巡視船である巡視船「そうや」を釧路海上保安部に配置し、冬季オホーツク海を始めとする海氷海域の海難救助体制を確保するとともに、アイスパトロールを実施し、海氷状況等の情報提供により船舶海難の未然防止も図るなど、北海道周辺海域における治安、救難、防災業務を実施しております。
○石井国務大臣 北極海を航行する船舶につきましては、国内において国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所と大手造船事業者のジャパンマリンユナイテッドが氷海域を模擬できる試験水槽を保有しておりまして、新たな船舶の設計、開発を推進する体制をとっているところでございます。
これは実は、七〇年代の初頭から、波の荒い千島海域ですとかそれから流氷の来る着氷海域ですね、こういうところでの操業を条件に許可されたものです。ところが、それが今、沿岸と同じ水域で操業しているんですね。小型化を是非してほしいという意見もたくさん出されているんです。
また船型を流線型にするというような問題もあると思いますし、また、私たちの海上保安庁の立場から申し上げれば、流氷海域あるいは着氷海域をあらかじめ指定する、またその着氷水域におきます航法、あるいは着氷した際における早期の氷の除去手段というような問題があると思います。 もう一つ科学的な見地から申し上げますと、着氷を防止する手段はないかという問題があると思います。
○猪口説明員 制度的に着氷海域を指定するとかいうようなことはございませんが、私たち海上保安を担当する主管庁といたしまして、アイスパトロールといいますか、巡視船で氷を見張るための哨戒をやりまして、あるいはその付近の漁船の状況をキャッチいたしまして、着氷し始めたというような事実をなるべく早く付近操業船舶に知らせるという措置は講じております。
○赤路委員 それから先ほど松田君への答弁の中に、着氷海域の指定ということがあったわけなんです一この海域で操業するとここは非常に着氷する区域なんだ、こういうような指定をすれば、当然操業するほうでもそれぞれ注意をすると思うのだが、そのときの気象の変化といいますか、時期的には非常にむずかしいのですけれども、こういうことを現実にいまやっているかどうか、ただやろうとしておるというのでなしに、やっておるかどうか
次に宗谷の午後四時二十分の位置は外洋へ直接向う針路上の氷状が悪いので、ウォーター・スカイの状況からこのオープン・シーに入れば脱出に容易な氷海域があると考え、西方に約一海里前進してこのオープン・シーに入ったのである。次に海鷹丸はパックアイスの外縁を行動中である。同船と共同してオープン・シーと外洋との距離を調査したところ密群氷、クローズ・パックの幅は約十海里である。
二、宗谷の午後四時二十分の位置は外洋へ直接向う針路上の氷状は悪いのでウォータースカイの状況から前項のオープンシーに入れば脱出に容易な氷海域があると考え西方に約一浬前進してこのオープンシーに入った。 三、海鷹丸はパック外縁を行動中である。同船と協同してオープンシーと外洋との距離を調査したところ密群氷の巾は約一〇浬である。 四、右の状況をオビ号に連絡し脱出にはまだ確信がないむね通知した。